アイディアの三分法

このコピーを見て、以前読んだ「広告コピーってこう書くんだ!」のことを思い出した。
この本は僕の中のバイブルの一つである。


あるコピー（アイディア）に対して見た人の反応が....

A.そりゃそうだろ＝常識

B.そういえばそうだね＝真のコピー（アイディア）

C.わかんねぇ＝アート


知っているのに意識のもとに眠っているもの。
つまりBこそが真のアイディアである。


「吾輩は猫である」も「宅配はクロネコヤマト」も吐いて吸う空気の如く意識の中に組み込まれたもの。

にもかかわらずこの「宅配はネコである」のコピーから感じる新しさと、納得感と、やられた感。


WEBの世界の技術は日進月歩。
でもこういう不変的な「気持ち」をデザインすることにもっと意味があるはずだと気づく最近。
もはや技術先行だけの広告表現は「クリエイティブ」とは言えない世の中になったのです。

3連徹目の夜、若干説教くさい。